江東メモリアルKoto Memorial Temple
準工業地域の雑然とした敷地にあって、本堂のまわりを透明性の強い二層分の高さを持つエントランスやロビーなどの共用部が取り囲む構成とした在来仏教の寺院である。鉄やコンクリート、石といった存在感のある素材を組合せることで、寺院に相応しい落ち着いた佇まいを作り出し、確かな存在感とともに軽やかな表情を併せ持つ空間の実現を意図した。
受賞歴:
第36回SDA賞入選
掲載誌:
新建築|2001年8月号
36th Sign Design Association Award: Selected
photo by Toshiharu Kitajima